truthgraphy

そして未来に向かう

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ことし、おばあちゃんが家を出ていくちょっと前から
おばあちゃんの昔の写真を見せてもらうようになった。
そんな中に、この写真があった。

右が私で左が姉。
30年以上前の写真。
今は動かなくなったおじいちゃんの形見のカメラを父が使って
私たちが幼かった頃、撮っていたみたい。

この写真が私は大好き。
この写真を見てると色んな事を思い出す。
父の暖かい眼差しを凄く感じる。
きっと母も見ていたはず。

とても狭い団地の部屋だから、雛壇を全部出したらめっちゃ狭くなるのに
飾ってくれて、私は雛壇の人形の頭を舐めてた記憶がある。

あれから
30年くらいが経つ中で
私は、どこか上手く生きれなくて、人を大事にしたり愛したりする力が無くて
心配をかけまいと頑張れば頑張るほどに、からまわりする人間になってしまっていた。
人を傷つけ自分が可愛い人間になっていた。
愛されてる人間でも無いし、愛される価値も無いと思っていた。
居場所が無いと思ってた。

それでも
被災地に行き心に感じたことと
家族写真を中心に撮るようになり家族と向き合ったことがきっかけになって
かけがえのない大事な物が何なのか
愛されているんだと言う事が少しずつだけれど感じられるようになってきている。

写真を始めてから約2年。
私は本当に本当に人に恵まれていると思う。

時間が経過したからこそわかる事がある。
今の積み重ねが未来に繋がっていると言う事も、
この年になって心底痛感した。

一人では無いとも思う。

教科書なんか無くて
「強くなる」って言葉の定義すら本当は意味が無くて
自分の闇をみれば底なしに混沌とするけれど

でも、前を見て進んでいきたいと思う。
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by truthgraphy | 2011-11-24 22:24
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